文:ピヨカク!編集部
はじめに
HORIから、ついにWindows PC・PS5両対応のレバーレスコントローラー「NOLVA Mechanical All-Button Arcade Controller for PlayStation5, Windows PC」が発売されました。
筆者はレバーレスが登場する以前の時代は「RAP HAYABUSA」を長く愛用していたので、HORI製の新作は見逃せません。実際に購入し、使い込んでみました。
一方で、「NOLVA」を購入するまで半年以上使ってきたのが「ふもっふのおみせ」取り扱いの「VARMILO FK2」。2024年のSFLでも宣伝されていた注目商品でした。この2大レバーレスコントローラーを、プレイヤー目線で比較レビューしていきます。
(※この記事は筆者が使用した個人の感想を述べたものです。記事の最後にPRを含みます。)
NOLVA

製品概要
- メーカー:HORI
- 対応機種:Windows PC、PlayStation 5
- 入力方式:レバーレス、
- ボタン数:方向キー4個+アクションボタン8個+拡張ボタン3個
- 販売ページ:HORI公式ストア
使用した感想
届いてまず驚いたのが、コントローラーの軽さ。
約710gという、膝に乗せても負担を感じず、持ち運びにも全く不自由ありません。
筆者が触ったレバーレスコントローラー、アケコンの中でも最も軽かったです。
そしてボタンの数ですが、拡張ボタンが3つ、右手親指の位置、左手親指ジャンプボタンの左側、左手小指移動ボタンの左側にあります。
筆者はインパクトボタン(右手親指)と投げボタン(左手親指、でもこれもあまり使っていない)があればOKなので、一番左の拡張ボタンは対戦では使っていないのですが、トレモのショートカット設定に割り当ててスムーズに練習できるよう使っています。
「VARMILO」との比較でいうと、VARMILOがラピッドトリガーボタンでボタンの深さが浅いこともあり、「NOLVA」は少しカチャカチャ音がするのとボタンを押し切るまでの距離が長く感じましたが、これは「VARMILO」がボタンに力を入れていたためなので、常識の範疇といえるでしょう。
何より、PCとPS5に両対応でこのお値段は業界でもトップクラスの良心価格だと思います。ちなみに「NOLVA」には、PCのみ対応、PS5のみ対応、PS5とPC両対応があり、それぞれ値段も違うので購入の際は自分のハードに合うものかよく確認するようご注意ください。
VARMILO FK2

製品概要
- ブランド:VARMILO(アミロ)
- 販売店:ふもっふのおみせ
- 対応機種:PC
- ボタン数:方向キー4個+アクションボタン8個+拡張ボタン2個
- デザイン:3種類(ブラック、海の音色、桜)
- 販売ページ:公式購入ページ
使用した感想
元々は高品質なキーボードメーカーだけあって、ボタンを押した時の安定感があり、静音性も高いのが特徴だと感じました。
そして目玉の「ラピッドトリガー」。従来のボタンが「ボタンを離したときに一定の位置まで持ち上がると入力がオフになる」という仕組みなのに対し、「ボタンを離した瞬間に入力がオフになる」という仕組みを採用しています。
これについては、正直に言うと実際の対戦で「行動が数フレ速くなったな〜」「勝率が上がったな〜」などの実感は感じられなかったのですが、シンプルにボタンの押し心地が浅く、ボタンを早く押し切れているような感覚は十分にあるので、「操作感が良くなった」と評価しています。
「NOLVA」と比べてですが、コントローラーの重さがかなり重厚感があり、2kgと「NOLVA」の倍以上の重さとなっています。
デザインについては一般のレバーレスコントローラーが黒や銀などシックなものが多いのに対し、ピンクや水色など可愛らしいのは練習のモチベにもかなり繋がると思いました。(筆者はピンク使用)
比較まとめ
項目 | NOLVA | VARMILO FK2 |
---|---|---|
操作感 | 浅めで軽快。レスポンス良好 | しっかりした打鍵感。静音性も高い |
重さ | かなり軽量で持ち運びしやすい | 重め |
コスパ | PC・PS5対応版で相当良い◎ | PCのみ対応だがかなり良い方 |
デザイン | シンプル&実用的な黒筐体 | 可愛らしさ、色のバリエーション◎ |
ボタン配置 | オプションやリセットボタンの位置が使いやすい。 拡張ボタン3個も設定の自由度高く◎ |
拡張ボタン2個で対戦には十分 |
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