文:ピヨカク!編集部
『ストリートファイター6』では、コンボや起き攻めの精度だけでなく、「ゲージ管理」が勝敗を分ける重要な要素です。これが身に付いていれば初心者帯から抜け出セルだけでなく、プロもこの「ゲージ管理」を常に意識して対戦しているくらい、どんなレベルの人にも必要なスキルといえるでしょう。
この記事では、ゲージの種類とその活用法、初心者にありがちなミス、そして勝率を上げるためのゲージ管理のコツをわかりやすく解説します。
まずは基本!2つのゲージを理解しよう
■ ドライブゲージ(緑のゲージ)
体力バーの下にある、6ブロックの緑色のゲージ。時間と共に回復するという特徴があります。
攻めにも守りにも使えるで、以下のアクションに使えます:
- ドライブインパクト:攻防一体の重い一撃
- OD技:必殺技を強化してコンボに組み込んだり、ダメージを上げる
- ドライブラッシュ:素早く距離を詰めて崩しに行ける
- ドライブパリィ:相手の攻撃を読んで受け止められる
- ドライブリバーサル:ガード中に反撃して距離を取れる
注意:ゲージが0になると「バーンアウト状態」になり、大幅に不利に。常に1〜2ブロックは温存しておくような意識で使いましょう。コツとしては、3本以下になると緑のゲージがオレンジ色に変化するので、「オレンジになったら一旦回復」と決めておくのも良いでしょう。
■ スーパーアーツゲージ(SAゲージ)
画面下部にある3本まで貯められるゲージ。見た目は1本なので、横の数字で何本溜まっているか判断する。1P側は赤色で、2P側は青色
主にコンボの締めに繰り出す大ダメージ技「スーパーアーツ(SA)」や「クリティカルアーツ(CA)」の発動に使用します。1本使うとSA1、2本使うとSA2、3本使うとSA3を出すことができ、相手の体力だけでなく、ODゲージを減らすという特徴も。
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キャラクターによって性能が違うため、性能が基礎的である「ケン」の性能を例に見てみましょう
- SA1:打撃と投げに対して無敵。通常技から繋げられるのでコンボにも組み込みやすい
- SA2:無敵はついてないがSA1よりも火力が上がる
- SA3(CA):演出が長く、演出中は自分のODゲージを回復できる
初心者がやりがちなNGなゲージの使い方
- ドライブインパクトを連発して読まれる:インパクト頼りではなく、相手に近づいてコンボを当てる意識もつけていきましょう
- ドライブラッシュを連発して使い切る:キャンセルラッシュはゲージを3本使ってしまうので、2回やってしまうと空になります。ゲージが沢山あるのを確認してから使いましょう
- OD無敵技ばかり使ってすぐバーンアウト:無敵技はガードされると逆に大ダメージをもらうので、リスクに見合いません
- SAゲージを温存しすぎる:せっかく溜まっても使わずに負けてしまうのはもったいないです
勝率を上げるためのゲージ管理の極意
1. バーンアウトを絶対に避けよう
ドライブゲージが0になると、「バーンアウト状態」となって、相手の必殺技をガードすると体力を削られる・不利フレームが増えて反撃ができない・スタンしやすいなど超不利な状況になってしまいます。
ゲージが残り2本を切ったらOD技やラッシュはやめておきましょう。
2. SAゲージは「使いどころ」を決めておく
おすすめの使い道は次のとおり:
- SA1:起き上がりや相手の攻めに割り込みたいとき
- SA2:確定反撃やコンボの締め
- SA3:使えば相手を倒し切れる時(リーサル)や、自分のドライブゲージが少なくて回復したい時のコンボの締め
3. 「攻める時」と「守る時」でゲージの使い分けを意識する
例えば、ドライブゲージが満タンならドライブラッシュで攻め、残り少ないときはパリィ中心で守るなど、状況に応じたゲージの使い分けが重要です。
まとめ:ゲージは「第二の体力」だと考えよう
ゲージ管理は、スト6を制するための鍵。
攻めたい場面・守りたい場面でゲージが残っているかどうかで、勝敗は大きく変わります。
「なんとなく使う」から「狙って使う」に変えるだけで、勝率が劇的に変わります。ぜひ意識してみてください。
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